そうです!まるぃもさん主催の一口馬主アドベントカレンダーの季節です。
昨年は「命名王におれはなる!!!」と題して書かさせて頂きました。
このブログはそれ以来の記事となります。もう年一ペースのブログ運営ですね(^^;)
今回はまるぃもさんから『新馬戦勝ちまくってますけど何か出資方法変えたんすか』というお題を投げかけられましたので、そのことについて書きたいと思います。
2歳世代(20年産)は13頭(ノルマンディー6頭、キャロット3頭、DMM4頭)出資しており、デビュー済みが7頭。そのうち3頭が新馬勝ちし、1頭が未勝利を勝ち上るという、確かにこれまでにないくらい2歳のうちに勝ち上っています。
まるぃもさんからの質問である出資方法変えたのか?についてですが、回答としては特に変えておりません。
というか、私は相馬眼もなければ血統知識もインブリードがどうとかニックスがどうとかと講釈たれるレベルで確固たる出資基準があるわけではありません。
というわけで、出資方法は変えておりません!ということでこのブログは終了とさせて頂こうと思いましたが、そういうわけにもいかず確かに今年は2歳から走っているなぁ〜というのは感じていたので実際に新馬勝ちの確率も上がっているのか少し調べてみることとしましょうか。
私の仮説は、
キャロット、DMMの出資馬が増えたからではないか?です。
11年産から始めたものの当初はノルマンディーオンリーでやっており、そもそもノルマンディーの勝ち上がり率はもちろんのこと、新馬勝ちを目指すようなクラブではありませんからね。
それではこの仮説が正しいのか検証してみましょう!
今年の2歳戦を含めた昨日時点での出資馬における新馬戦の成績はというと
・53戦7勝 勝率は13.2%
今年のみでいうと
・7戦3勝 勝率は62.9%
まぁ今年はたまたま良かったとしか言いようがないと思います( ´∀` )
いくらノーザン産の期待馬でも毎度新馬勝ち出来るわけではありませんからね。
ではJRAにおける新馬戦で勝てる確率ってどれくらいあるのかというと
およそですが6%程度なのです。
そう考えると私の出資馬の13.2%って高いほうなんじゃないの?
と思えます。
仮に今年の成績をイレギュラー値として捉えて、昨年までの成績にすると
・46戦4勝 勝率は8.7%
かなり下がっちゃいましたけどそれでも全体の勝率に比べてもまだ高いですね(o^―^o)ニコ
でもね、ここで思うのはそりゃあ全体と比べたら一口でやっていると勝率高くなるよね!
だって、それなりに厳選されて(一部を除く)募集されているのだから、JRA全体に対する勝率は絶対に高いはず!
調べてみました。
こんな時に役に立つのが一口DB様👏
まずはクラブ全体の勝率を調べました。
母数が大きすぎるので、私が一口を始めた11年産〜20年産の現2歳世代までを対象としました。
【クラブ全体:11年産〜20年産】
対象馬:7,561頭
新馬勝ち:751頭
勝率:9.9%
やはりというか、全体よりクラブ馬の方が新馬勝ちの確率は上がっています。
私の11年産〜20年産の成績は53戦7勝で勝率13.2%なのでクラブ馬全体より上回っています!
では次に私の入会しているクラブ別にみてみようと思います。
先ほどと同じく11年産〜20年産とします。※DMMは15年産〜20年産
【ノルマンディー:11年産〜20年産】
対象馬:379頭
新馬勝ち:19頭
勝率:5.0%
【キャロット:11年産〜20年産】
対象馬:829頭
新馬勝ち:148頭
勝率:17.9%
【DMM:15年産〜20年産】
対象馬:70頭
新馬勝ち:9頭
勝率:12.9%
いやぁ〜流石のキャロット!DMMも良血ぞろいですからそこそこの勝率です。クラブ全体を上回っています!
私の出資馬もクラブ別に見てみましょうか。※20年産はデビュー済み馬のみ計上します。
【(出資馬)ノルマンディー:11年産〜20年産】
対象馬:52頭
新馬勝ち:4頭
勝率:7.7%
【(出資馬)キャロット:17年産〜20年産】
対象馬:9頭
新馬勝ち:2頭
勝率:22.2%
【(出資馬)DMM:20年産】
対象馬:3頭
新馬勝ち:1頭
勝率:33.3%
一応すべてのクラブで平均を上回っています。
キャロットは17年産〜20年産で19年産は出資0なので実質3世代の成績なのでまだ何とも言えませんが…
DMMは20年産1世代のみですのでこちらも平均と比べてもあまり意味がありませんね(^^;)
まともに比較できるのはノルマンディーですが、こちらは全体5.0%に対して7.7%ですから上回っています( ー`дー´)キリッ
続いてはまるぃもさんの問いに対する「新馬戦勝ちまくっている」という印象に対してそうなのか確認します!
11年産2頭中新馬勝ち0頭
12年産4頭中新馬勝ち0頭
13年産4頭中新馬勝ち1頭
14年産8頭中新馬勝ち2頭
15年産6頭中新馬勝ち0頭
16年産9頭中新馬勝ち0頭
17年産8頭中新馬勝ち0頭
18年産10頭中新馬勝ち1頭
19年産6頭中新馬勝ち0頭
20年産7頭中新馬勝ち3頭
これを11年産〜15年産の前半5世代と16年産〜20年産の後半5世代で分けると、新馬勝ちの数は3頭:4頭とさほど変わりません!
しかし年々出資頭数が増加傾向ですので勝率で比べると12.5%:10.0%と前半のノルマンディー世代の方が新馬勝ち率は高かったのですΣ(゚Д゚)
結論としては、まるぃもさんが感じた『新馬戦勝ちまくってますけど何か出資方法変えたんすか』の回答として
・今年だけたまたま調子が良かっただけです。
・出資方法は特に変えておりません。
以上です!
ただし、私の出資馬はノルマンディーからキャロット、DMMに比重を移しつつあるのでクラブ別でみた新馬戦での勝率を考えると今後はもっと新馬勝ちが増えるのではと思っております。
また20年産でデビューを控えている馬がまだ6頭いますし、この中から1,2頭は新馬勝ちしてくれるのではと期待しています。
まるぃもさんからこのお題を頂くまでは出資馬の新馬勝ちについて詳しく調べたことがなかったので面白かったです。
皆さんも自分の出資馬の新馬勝ちを調べてみては如何でしょうか?
じろうより上だぞ!とかじろうに負けた…等楽しんでください。
ノーザンメインの人には到底敵わないでしょうが、ノルマンディーのみの成績なら私も意外と良いほうなのでは(⌒∇⌒)